五公五民 |
今年の財務省調査で、国民の負担率が47.5%にもなるという見込みを発表したらしい。
その内訳は、
●税負担 28.6%
●社会保障費 18.8%
(年金・医療保険など)
という事であるが。。。
実体験上、これはかなーーーり、リアルな数字であると言える。笑
国民負担率の調書が始まった1970年代は24.3%(物価も今とは違うけど)。
20年前の2002年、35%だそう。
タバコとガソリンの価格は爆上がりだけど、ここはさほど現代とほぼ物価は変わらない。
で、過去最大は2021年度の48.1% 。
コロナ禍の1番キツい時だよね確か。笑
これ、江戸時代の五公五民。
まんまじゃんか。
私が自営する際にアドバイスをくれた先輩が、個人営業の基本支出というのを教えてくれた。
「3.3.3.1の法則」
●1割家賃
●3割経費
●3割人件費
●3割営業利益
というものだ。
(最低雇用賃金の爆上がりにより比率変わりそうだけど笑)
これをキープ出来ないと、経営は基本的にしんどいものとなるという事の目安である。
コレ、実は結構リアルな数字で、言い得て妙だなと思う。
例えば、「消費税納付義務」が発生する1,000万円というボーダーライン(これはインボイス制度により変わるが)で例えると。。。
年間売り上げ1,000万円に対し、諸々経費を差し引いて、経営者の収入は約300万円程度という事になる。
この300万円というものに対して、先の47%某が課税される。
先述の負担率である。
つまり、生活収入の半分は、税や社会保障費でもっていかれるという事である。
我々個人事業主は、それから更に売上額の中から生じる消費税の納付義務がある。
繰り返します。
個人事業主はその「収入の中」からです。
これがまた、めちゃんこ大きい。笑
それらを納付したら、一体幾ら手元に残ると思います?
1000万円売り上げがあっても、そんなしか残らんのよ?笑
なので、今までは1,000万円超えないように調整して営業していたお店や企業もあったと思う。
インボイスが始まると、潰れる店や会社が増えると言われてる主な一因が、コレである。
小さな、だけど昔ながらの味のあるお店。
そういうような街の色付けに無くては寂しいお店。
いつまでそこにあって欲しいお店。
無くなっていくの、わかるでしょ?笑
更に更に、日々の生活必需品にも消費税10%納付して購入しないといけない。
軍事のための増税。
コロナ治療費を公から民に移す準備のための5類指定。
ライフラインの抜き差しならない増額。
社会保障費の負担率増。
消費税増税の兆し。
これのどこが、「国民の生活を守る政治」なんだろうか。
誰の生活を守る政治なんだろう。
何を守る政治なんだろう。
今の政治家たちは、生活困窮を体験したことあるのかな。
貧しさを知らない人に、貧しい人の気持ちや実態を理解出来るのかな。
例えば、公用車なんかはカローラで十分!笑
朝飯、昼飯、夜飯は,料亭より母ちゃんにお願いして作ってもらえ!
レクサスやベンツのGクラスとかを乗用車に出来るような非課税対象者や職業・高所得者に課税、または累進課税をしたり。。。
公務中に寝てたり、不正をしたり、職務中にインターネットやモバゲー遊んでるような輩の給与や賞与を監査するなど、税を適材に対して正しい対価にする。
税金から収入を得てる人たちは1番の国の従事者。何故ならば、我々の税金を糧としているからだ。
だからこそ、国難の時に1番協賛しないといけないのではないか?
と、申し訳ないけど正直思う。
労苦が報われる。
そんな、正しい、だけど当たり前の世の中。
世知辛いこんな世の中だからこそ、強く望みたい。
それはそんなに贅沢な事なんだろうか。