2018年 03月 21日
10年目の、3月。 |
その3月。
別れと旅立ちの季節。
当アトリエも、まさにそれを体感する3月となっています。
10年を経た、今年の3月。
良いことも悪いことも。
楽しいことも悲しいことも。
何もかもが新しい、3月。
今までの3月とは、まるで違う3月。
思えば、10年前。
失敗と戸惑いを引き連れながらの、初めての繁忙。
来年はもっと上手に。
1人でも多くのお客さんの役に立ちたいね。
なんて話してた次の年も、また新しい失敗と戸惑いがあったっけ(笑)
またその次の年も。
またその次の年も。
同じような3月を繰り返しながら、年を追う度に徹夜を増やしたっけ。
そんな3月達とは、まるで様子の違う、10年目の3月。
10年目にして、皮肉にも初心へ帰る事の大事さを教えらている3月。
10年前に期待していた10年とはほど遠いけど…
新しい試みや、こんな自分でも気にかけてくれてる大切な人たちもいる。
変わらず見せてくれる、あの顔この顔。
顔の見えない人だって、遠くからボクの花を望んでくれる。
じーんとくる。
1人、夜の静かな店にいると。
10年目の3月も、気が付けば下旬。
初心へ。
花で誰かの役に立ちたい。
それだけを考えて、残りの3月を一生懸命にやろう。
贈る人・贈られる人が、共に感動する花のために。
by radice-di-loto
| 2018-03-21 20:32
| diary